栗林瑛利子(ソプラノ)- 21
Eriko Kuribayashi, Soprano

G. ヴェルディ●不思議だわ…花から花へ オペラ「椿姫」より

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●栗林瑛利子

神奈川県出身。東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。卒業時にアカンサス賞・同声会賞受賞。

第57回全日本学生音楽コンクール東京大会2位。オペラ「Cosi fan tutte」のフィオルディリージ、「Don Giovanni」のドンナ・アンナを演じる。

宗教曲ではロッシーニ作曲「小荘厳ミサ」のソプラノソリストを務める。品川バプテスト教会「午後のコンサート」をはじめ、水戸芸術館、旧奏楽堂などでも演奏。横浜や福岡でコンサートを行うなど、各地に活動の場を広げている。

これまでに、三塚至、三塚直美、鈴木寛一、林康子、永井和子の各氏に師事。

●古川貴子:ピアノ Yoshiko Hurukawa, Piano

本日14番に出演。

【曲目解説】

G. ヴェルディ/不思議だわ…花から花へ オペラ「椿姫」より

オペラ「椿姫」は1853年に作曲された、ヴェルディの代表作である。

1850年代パリ。高級娼婦ヴィオレッタは肺病に侵されながらも、毎夜華やかな パーティーに興じていた。ある日、青年アルフレードに1年前から密かに想いを寄せていた事を告げられる。軽くあしらうヴィオレッタだが、真摯な告白に胸を打たれ、彼と再会の約束をして別れる。パーティーが終わり、1人になったヴィオレッタは彼の言葉で揺れ動く自らの心に戸惑いつつも、真実の愛に目覚めた自分を見いだす。しかし、今までの享楽の世界で生きることこそ自分の人生なのだと、想いを必死に打ち消すのである。

第1幕最後のこのアリアは、美しく軽やかな旋律の裏に、享楽の世界でしか生きられなかったヴィオレッタが愛を知り、真実の愛を切望しながらも、その立場ゆえに自らの心を偽ろうと努めるヴィオレッタの心の叫びの曲である。